ねえ、最近ニュースでソラナっていう仮想通貨がすごいって聞いたんだけど、何なの?


ソラナは最近注目されてる仮想通貨です!
高速処理と低い手数料がウリで、イーサリアムのライバルって言われてます。
高速で安いっていいじゃない。
でも、私みたいな初心者が手を出して大丈夫なんかな?


もちろん最初は不安やろうけど、ちゃんと基本を知ったら怖ないで!
せやから、今日はソラナについて一緒に勉強してみましょう。

1.ソラナが生まれた背景
ソラナ(Solana)は、2017年にアナトリー・ヤコヴェンコ氏によって考案されたブロックチェーン・プラットフォームです。
目的は、ブロックチェーンの分散性を保ちながらも、処理速度や手数料を犠牲にしない仕組みを作ることでした。
プラットフォーム内で利用される暗号資産がSOLと呼ばれ、ブロックチェーンの名前と通貨名を合わせて「ソラナ」と言われることが多いです。
1-1. ブロックチェーンの課題
最初のブロックチェーンであるビットコインや、その次に登場したイーサリアムは、次のような課題を持っていました:
- 処理速度が遅い:
ビットコインでは1秒間に7件、イーサリアムでも15件しか取引が処理できません。
多くの人が同時に使うと、待ち時間が長くなります。 - 手数料が高い:
処理が遅れると、順番を早めるための手数料が高くなります。
特に小額取引では不便でした。 - 分散型の限界:
データを安全に分散管理する仕組みが、速度やコストの効率を犠牲にしていました。
1-2. アナトリー・ヤコヴェンコ氏の発想
アナトリー氏は、もともとスマホや通信技術を手がけるQualcommでエンジニアとして働いていました。
そこで学んだ「データを素早く正確に送る方法」をヒントに、ブロックチェーンの効率を改善する方法を考えました。
彼が着目したのは、トランザクション(取引)の順番を効率よく記録すること。
このアイデアから生まれたのが、Proof of History(PoH)という新しい仕組みです。
PoHでは、トランザクションにタイムスタンプ(時間の記録)を付け、順番を簡単に確認できるようにします。
これにより、処理速度が大幅に向上しました。
1-3. ソラナの目指すもの
ソラナの使命は、「世界中の誰もが安心して使える、高速で安価なブロックチェーン」を提供することです。
この仕組みのおかげで、ソラナは次のような利点を持つようになりました。
ソラナは、こうした特徴から、分散型金融(DeFi)やNFTなど、さまざまな分野で活用されるプラットフォームに成長しました。
イーサリアムに次ぐ注目のブロックチェーンとして知られています。
2.ソラナが生まれた背景を例え話で説明
上記の内容をもう少し、分かりやすい言葉で説明したいと思います。
ソラナの仕組みを現実の「道路」と「配送サービス」に例えてみましょう。
2-1. ブロックチェーンの課題を道路に例えると
昔ながらのブロックチェーン(ビットコインやイーサリアム)は、狭い道路を使った配送サービスのようなものでした。
- ビットコイン:
自転車便のようなもの。
頑丈で確実に荷物を届けられるけど、一度に運べる荷物は少なく、時間がかかります。 - イーサリアム:
小さなトラックのようなもの。
自転車より多く運べるけど、渋滞が発生するとスムーズに進めず、待ち時間が増えることがあります。
どちらも安全で信頼できる配送方法ですが、使う人が増えすぎると道路が混雑してしまい、配送が遅れる上に「追加料金を払わないと早く届けられない」という状態になるのです。
2-2. ソラナの登場:高速道路とETCシステム
ソラナは、広くてスムーズな高速道路作ったようなものです。
料金所での時間ロスを減らすために、ETCを取り入れました。
これが、ソラナ独自のProof of History(PoH)の仕組みです。
- 高速道路(ソラナ):多くの車が同時に走れるので、渋滞が起きにくい。
- ETC(PoH):車が料金所で止まらずに通過できるので、全体の流れがスムーズになる。
これにより、ソラナは次のような利点を持つようになりました:
- 一度にたくさんの荷物(トランザクション)を処理できる。
- 配送コスト(手数料)が安くなる。
- スムーズに運ぶので、待ち時間がほとんどない。
2-3. まとめ:より良い配送体験を提供するソラナ
ビットコインやイーサリアムが「便利だけど、渋滞が起きる狭い道路の配送サービス」だとすると、ソラナは「広い高速道路で、スムーズに走れる最新の配送サービス」です。
この新しい仕組みによって、ソラナはイーサリアムやビットコインでは実現できなかった高速かつ低コストの取引環境を提供できるようになり、DeFiやNFTといった最先端のサービスで多くの人に使われています。
3.ソラナの仕組み:なぜ高速で低コストを実現できるのか
ソラナが高速で低コストを実現できるのは、特別な仕組みと工夫があるからです。
その中心となる技術がProof of History(PoH)です。これを、できるだけ簡単に説明します!
3-1. Proof of History(PoH)ってなに?
Proof of History(PoH)は、トランザクション(取引)に時間の記録(タイムスタンプ)をつける仕組みです。
これまでのブロックチェーンでは、「この取引が先」「次はこれ」と順番を確認するために複雑な計算が必要でした。
そのため、処理に時間がかかり、手数料も高くなっていました。
ソラナはPoHを使うことで、次のような仕組みを実現しています.
3-2. ソラナの技術をわかりやすく例えると?
ソラナの仕組みを「荷物の配送サービス」で例えます。
- 他のブロックチェーン(ビットコインやイーサリアム)
荷物を配達するために、どの荷物を先に届けるか毎回会議して決めるようなものです。
時間がかかる上に効率が悪い。 - ソラナ
荷物に「いつ預けたか」の記録が自動で付く仕組み(タイムスタンプ)があるので、順番を考える必要がありません。
記録に従ってスムーズに配達できるのです。
3-3. ソラナの工夫
ソラナには、取引を効率よく処理するためのいくつかの特別な技術があります。
これらが組み合わさることで、ソラナはとても速く、たくさんの取引を同時にこなせるようになっています。
3-3-1.Turbine(タービン):データを小分けしてスムーズに送る仕組み
ソラナでは、取引データを「小さなパケット(データの塊)」に分けて、ネットワーク全体に素早く送る仕組みを採用しています。
これによって、大量のデータでもスムーズに送れるので、ネットワークが混雑しにくくなります。
この方法は、動画配信サービスでデータを効率よく送る仕組みに似ています。
3-3-2.Sealevel(シーレベル):同時にたくさんの取引を処理できる仕組み
普通のブロックチェーンは、1つの取引を終わらせてから次の取引を処理します。
でも、ソラナは「Sealevel」という仕組みを使って、たくさんの取引を同時に進めることができます。
- これにより、取引の処理スピードが大幅にアップ。
- みんなが同時に使っても、スムーズに動くのがポイントです
3-3-3.Gulf Stream(ガルフストリーム):遅れを防ぐ仕組み
通常のブロックチェーンでは、取引がたくさん集まると、「順番待ちの列(キュー)」ができてしまいます。
この列が長くなると、次の取引を処理するのに時間がかかり、全体のスピードが遅くなります。
必要な取引だけを事前に準備する(必要な取引だけを優先して進める):
取引の順番を効率的に整理し、後回しにしてもいい取引は先に処理しません。
本当に必要な取引だけを先に進めるので、混雑が起きにくくなります。
次のブロックの準備を前倒しで行う(次の処理を事前に準備して、時間を節約する):
通常は取引が確定するまで次の準備が進まないことが多いですが、ソラナは次のブロックの処理を事前に進めることができます。
これにより、次の処理に時間をかけず、スムーズに取引を追加できます。
3-4. ソラナの速さと安さはどれくらいすごい?
- 処理速度:ソラナは1秒で65,000件の取引が可能。
(イーサリアムは15件、ビットコインは7件なので圧倒的!) - 手数料:1回の取引にかかる手数料は0.03円程度。
まとめ:ソラナの仕組みがもたらす価値
ソラナは、他のブロックチェーンが抱えていた「遅い」「コストが高い」という問題を、革新的な技術で解決しました。
- Proof of History(PoH)でトランザクションを効率的に管理
- TurbineやSealevelで大量の取引を同時かつスムーズに処理
- Gulf Streamで順番待ちを最小限にして、取引の遅れを防ぐ仕組み
これらの工夫により、ソラナは「速さ」「安さ」「効率の良さ」を実現し、多くの開発者やユーザーにとって魅力的なプラットフォームとなりました。
特にDeFiやNFTといった新しい分野で活用されるソラナの技術は、これからのブロックチェーンの未来を支える重要な存在になるでしょう。
次回の後編では、ソラナのメリットやデメリット、さらに将来性について詳しく解説します!