
ねえ、お金って昔はなかったんだって知ってますか?
え、じゃあどうやって買い物してたの?


物々交換とか、貝殻をお金代わりにしてたらしいよ。
へぇ、でも今と関係あるの?


もちろん!
お金の歴史を知ると、今や未来のお金の流れも見えてきます!

1.物々交換 - 紀元前3000年ごろ
一番最初の物のやり取りの方法は、「物々交換」でした。
紀元前3000年、古代メソポタミア文明の人々は、物々交換をしていました。
例えば、お魚が欲しい人が、持っている野菜と相手の魚を交換するんです。
でも、物々交換って、ちょっと難しいところもありました。
・価値がわかりにくい:
自分が持っている物と、相手が持っている物の価値が、比べにくいんです。
「魚1匹と野菜3個は同じくらいの価値かな?」って、悩んじゃいますよね。
・ 欲しい人が見つからない:
自分が野菜を持っていても、魚が欲しい人が野菜を欲しがっているとは限りません。
お互いの「欲しい!」がピッタリ合わないと、交換はうまくいきません。
2.物品貨幣 - 物々交換の進化版
そこで、物々交換がちょっと進化しました。
「物品貨幣」の登場です!
物品貨幣とは、物々交換の時に、「これがあれば、みんなが喜ぶ!」という特別な物を間に入れる方法です。
例えば
- 大麦:古代メソポタミアでは、食べ物として大切な大麦が使われました。
- 塩:貴重な塩は、物を買うときの「お金」として使われていました。
- 布や銀:誰でも少しは欲しいと思う布や銀も、物品貨幣として使われました。
これらの物品は、みんなが欲しいものなので、物々交換がスムーズになりました。
物品貨幣も便利になりましたが、まだちょっと不便な点がありました。
3.ついに登場!金属貨幣 - 紀元前600年頃~
紀元前600年頃、ついに「金属貨幣」、つまりコインが登場しました!
世界で初めて金属貨幣を発行したのは、リディア王国です。
リディア王国で作られたエレクトラム貨は、金と銀を混ぜた合金でできていました。
その後、金属貨幣は、世界中に広まり、人々の生活や経済を大きく変わりました。
- 古代ギリシャ:
ドラクマ銀貨という、フクロウが描かれた美しい銀貨が使われたんだ。 - 古代ローマ:
金貨、銀貨、銅貨を組み合わせて、色々な金額の支払いに対応できるようにしたんだ。 - 中国:
最初は刀の形をした貨幣や布の形をした貨幣など、ユニークな形の金属貨幣が使われていたけど、だんだん丸い形のコインが主流になっていったんだ。
金属貨幣は、保存がきく、分けやすい、持ち運びやすいという、物品貨幣の欠点を大きく改善しました。
国は、戦争でお金が足りなくなると、コインをたくさん作ろうとしました。
でも、金属の資源は限られています。
そこで、悪いことを考える人が現れました。
コインを作る時に、金や銀の量を減らして、ニセモノに近いコインを作ってしまったんです。
金や銀の量が減ったコインが出回ると、コインの価値は下がってしまいます。
コインの価値が下がると、物の値段が上がって(物価上昇)、国のお金はグチャグチャ(経済混乱)、国の力も弱まってしまいました(国力低下)。
戦争は、金属貨幣の弱点を浮き彫りにしてしまったんですね。
王様はなぜ通貨(コイン)を作りたがるの?

ところで、王様はどうしてコインを作りたがったんでしょう?
実は、コインを作るのって、実はコストがとても低いんです。
例えば、100円の価値があるコインを作るのに、実際には10円くらいの材料費しかかからない、みたいなイメージです。
王様は、作るお金<使うお金となるようにコインの価値を決めます。
そして、みんなにコインを使わせれば、差額の90円が国の儲けとなります。
コインは、王様や国にとって、すごく儲かるビジネスだったんですね。
だから、権力者は自分の作った通貨を、みんなに使ってもらいたかったんです。
日本で最初のコインは、和同開珎(わどうかいちん/わどうかいほう)です。
708年に、平城京を作るために、たくさんの人を動かす必要があったので、作られました。
4.紙幣 - 軽くて便利な「紙のお金」
1023年、中国で、世界で初めての紙幣、交子(こうし)が中国で作られました。
紙幣は、金属貨幣よりもっと軽くて、持ち運びに便利です。
紙幣は、印刷技術と紙の発達によって生まれたんだ。
紙幣は、携帯性と量産性において、金属貨幣を大きく上回っていたんだ。
ヨーロッパでの紙幣の遅れ
ヨーロッパでは、紙幣の登場が遅れました。
その理由は、キリスト教の存在が大きかったと言われています。。
キリスト教では、聖書が一番大切だと考えられていました。
聖書をたくさんの人に読んでもらうためには、印刷技術が必要だが、ヨーロッパでは、聖書以外のものに紙や印刷技術を使うのは、ちょっとタブーな雰囲気があったと言う。
「聖書を印刷する技術を、お金みたいな俗っぽいものに使っちゃいけない!」って考え方もあったみたい。
1295年、マルコ・ポーロが中国からヨーロッパに帰ってきて、「東方見聞録」という本を書きました。
この本の中で、中国の紙幣について紹介したことで、ヨーロッパの人々も紙幣に興味を持つようになりました。
ちなみに、僕たちが普段使っているアラビア数字も、もともとはインドで作られた数字だと言われています。
5.大航海時代と通貨 - 世界はつながり、お金も変わる
16世紀、スペインは、世界で一番強い国になりました。 「太陽の沈まない国」なんて呼ばれていました。
この時代、コペルニクスやガリレオ、ニュートンなど、すごい科学者たちが登場し、科学革命が起きました。
科学が発展するにつれて、キリスト教の教えを信じる人が減っていきました。
スペインが最強になった理由の一つが、大航海時代です。
スペインは、大航海時代にアメリカ大陸を発見し、フレンシスコ・ピサロが南米のインカ帝国を征服し、大量の銀を手に入れました。
銀の価値が大暴落!
今まで貴重だった銀が、ありふれたものになってしまったから、銀貨の価値もガタ落ちし、物価が上昇してしまった。
スペインは、人類史上初めて、「お金がありすぎる」という問題に直面してしまったんだ。
スペインは、インフレと、度重なる戦争でお金を使いすぎました。
借金まみれになって、ついには借金を返せなくなって(債務不履行)、国家破綻してしまいました。
この出来事から、人類は、通貨がちゃんと機能するためには、量がとても大切だということを学びました。
6.株式会社と金融 - オランダの挑戦
17世紀、スペインの次に最強になった国はオランダです。
オランダは、小さい国だったが、世界初の株式会社と、金融システムを作り上げたことにより、強くなりました。
大航海時代は、船で貿易をするのが命がけでした。
20隻の船が出港しても、無事に帰ってくるのは半分くらいだったんです。
でも、無事に船が帰ってくれば、香辛料や珍しい東洋の品々をヨーロッパに持ち帰ることができて、莫大な利益を得ることができたんだ!
そこで、もし船が帰ってきたら、株券を持っている人たちで利益を分けようという仕組みが生まれました。
こうして生まれたのが、株式会社という仕組みです。
株式会社は、たくさんの人からお金を集めて、一つの大きな会社を作る仕組み。
オランダは、世界で初めてのアムステルダム証券取引所を作り、株式会社の株を自由に売ったり買ったりできるようにしました。
そして、オランダ東インド会社という、世界初の巨大株式会社を設立!
オランダ東インド会社は、貿易で巨大な利益を上げ、オランダを世界一の貿易大国に押し上げたんだ。
そして、お金がある人が、お金がない人にお金を貸して応援するという、金融の仕組みも作りました。
金融は、お金の流れを良くして、みんなにチャンスを作るための仕組みです。
1609年には、アムステルダム銀行ができ、現代につながる金融システムが誕生しました。
7.金本位制と産業革命 - イギリスの時代
18世紀、19世紀になると、世界の覇権はオランダからイギリスへと移ります。
オランダは、イギリスとの戦争に負けてしまい、最強の国ではなくなってしまいました。
イギリスは産業革命を起こし、機械を使って大量に物を作るようになり、国力がものすごく強くなりました。
イギリスはスペインやオランダの失敗を教訓に、通貨制度をしっかりと作り上げました。
1816年、イギリスは金本位制という制度をスタートさせます。
金本位制っていうのは、通貨の価値を金(ゴールド)で決める制度のこと。
「金〇〇グラム=1ポンド」という風に、金の重さでポンドの価値を固定させました。
金本位制のおかげで、ポンドは世界で一番信頼される通貨となり、イギリスを中心にお金が回るようになりました。
さらにイギリスは、産業革命で生産された製品を世界中に売りまくり、植民地をどんどん広げていきました。
インドやアフリカ、オーストラリアなど、巨大な植民地帝国を築き上げ、世界を支配する大帝国となったんだ。
8.ドル基軸通貨体制 - アメリカの覇権
20世紀になると、世界の中心はイギリスからアメリカへと移り変わります。
最強だったイギリスは、第一次世界大戦(1914年~1918年)で巨大なダメージを受け、国力が弱りました。
さらに、1929年には世界恐慌という、世界的な大不況が起こり、世界経済は大混乱。
そして、1939年には、第二次世界大戦が勃発。
第二次世界大戦は、ヨーロッパやアジアを戦場とし、多くの国々がボロボロになりました。
戦争に負けた日本、ドイツ、イタリアはもちろんのこと、戦勝国となったイギリスやフランスも、巨大な戦費を使い果たし、国力はガタ落ちになりました。
そんな中、アメリカは、本土が戦場にならなかった唯一の戦勝国でした。
アメリカは、戦争でボロボロになったヨーロッパや日本に、物資やお金を貸してあげて、世界経済の中心となりました。
第二次世界大戦が終わった後の世界秩序を決めるため、戦勝国のリーダーたちがアメリカのブレトン・ウッズという場所に集まって会議を開きました。
これがブレトン・ウッズ協定(1944年)です。
ブレトン・ウッズ協定で、世界の通貨システムは大きく変わりました。
アメリカのドルを、世界のお金の中心、つまり基軸通貨とすることに決まったんだ。
そして、「金1オンス=35USドル」と定め、ドルと各国の通貨の交換レートも固定されました。
イギリスは、アメリカに巨大な借金をしていて、もはやアメリカには逆らえなかったんだ。
戦争で巨大なお金を使いすぎると、世界通貨の地位まで変わってしまいます。
これによって、ドルは世界で一番大切な通貨になったのです。
9.ニクソン・ショック!金とドルの繋がりが切れた日
ドルは世界の中心通貨になったけど、アメリカにもピンチが訪れます。
ベトナム戦争(1955年~1975年)です。
ベトナム戦争は、共産主義の国と資本主義の国が戦った、代理戦争でした。
アメリカは資本主義の国を応援して、ベトナム戦争に深く関わっていったんだけど、戦争は長引き、巨大な戦費がかさんでしまいました。
資本主義とは、利益を追求して、競争することで、どんどん発展するシステムのことです。
共産主義は、資本や財産をみんなで共有して、平等な社会を目指すシステムのことだよ。
ベトナム戦争で巨大なお金を使いすぎたアメリカは、だんだん金の準備金が少なくなってきました。
「もしかしたら、ドルと金を交換できなくなっちゃうかも…?」
そんな不安が世界中に広がり始めました。
そして、1971年8月15日、ついにアメリカのニクソン大統領が、「もう金とドルを交換するのは、やめます!」と宣言してしまったんだ!
これがニクソン・ショックです!
ニクソン・ショックによって、金とドルの繋がりが完全に切れてしまいました。
ドルは、ただの紙切れになった… と言ってもいいかもしれないです。
ニクソン・ショック以降、世界のお金の価値は、金とか銀みたいな物質的なものではなくて、人々の「信用」によって支えられるようになったんだ。
みんなが「ドルは価値がある」と信じているから、ドルは今でも世界で一番使われている通貨なんだね。
ニクソン・ショックは、お金の価値は、モノではなく、信用で決まるという、現代のお金のあり方を決定づけました。
そして、金との交換をやめたことで、アメリカはジャブジャブお金を刷れるようになったんだ。
10.リーマン・ショックと仮想通貨 - そして未来へ
アメリカは、ニクソン・ショック以後、貪欲にお金を刷りまくりました。
でも、お金を刷りすぎると、お金の価値が下がる(インフレが起こる)のは、お金の歴史で何度も繰り返されてきたことです。
案の定、アメリカはお金を刷りすぎたせいで、またまたピンチを迎えます。
2008年に起きたリーマン・ショックです。
リーマン・ショックは、金融の仕組みが高度化しすぎて、複雑になりすぎたことが原因で起こった、世界的な金融危機 でした。
色々な金融 商品 (商品) が作られすぎて、何が何だか分からなくなっちゃったんだね。
リーマン・ショックで世界経済は大混乱!
アメリカ政府は、危機を乗り切るために、さらにお金を刷って、金融市場にお金を注ぎ込みました。
これを「量的金融緩和」って言います。
国が危機のたびにお金を刷ると、どうなると思いますか?
お金の価値が下がります。
でも、ちょっと待って。
今、世界はまだ崩壊していないよね?
スペインみたいに破綻したり、ドイツみたいにハイパーインフレになったりしていない。
どうしてだろう?
実は、現代のお金の仕組みは、昔とはちょっと違うんだ。
今の多く先進国では、中央銀行という、国のお金の量を調整する銀行があります。
日本なら日本銀行、アメリカなら連邦準備制度理事会(FRB)ですね。
中央銀行は、危機の時とか、経済が元気がない時に量的金融緩和という方法でお金を刷ります。
刷ったお金で、国債っていう、国が発行する借用書を市場から買い取るんだ。
国債を買い取るってことは、市場にお金が流れ込むってことになります。
お金がたくさん市場に出回ると、みんながお金を使ったり、企業が投資したりして、経済が良くなる…はず、なんだ。
でも、お金を刷りすぎると、やっぱりインフレが心配になりますよね。
理論的には、お金の量が増えれば、お金の価値は下がるから、物価は上がるはずなんだ。
なのになぜ、今のところ、世界中でハイパーインフレみたいな、とんでもないインフレは起きていないのでしょうか?
その一番大きい理由は、「まだみんなが国を信用しているから」なんだと思う。
今のお金は、金とか銀みたいな裏付けがあるわけじゃなくて、国という存在の信用によって価値が保たれている、信用創造という仕組みで成り立っているんだ。
「日本政府やアメリカ政府は、ちゃんと 経済を管理 してくれるだろう」
「日本円(とか米ドルとか)は、これからも価値が無くならないだろう」
ってみんなが信じているから、紙切れ同然の紙幣が、今でもお金として使われています。
でも、もし、みんなが国を信用しなくなったら…?
「この国は借金ばっかりで、いつか破綻するんじゃないか?」
「この国のお金は、もう価値が無くなるんじゃないか?」
って、みんなが不安になったら…?
そうなったら、みんな一斉に、持っているお金を使ったり、他の安全な資産に換えようとするよね。
お金の価値は暴落し、物価はハイパーインフレ、つまり物価上昇になっちゃいます。
国は大混乱、経済は崩壊… そんな恐ろしい未来が待っているかもしれないんだ。
今のところ、そこまで酷いことにはなっていないのは、まだ多くの人が、なんだかんだ言って国を信用しているから、と言えるかもしれないですね。
でも、いつまでこの信用が続くかは、誰にもわからない。
歴史は繰り返す、ともあります…。
11.仮想通貨(暗号資産)の登場
そんな、ちょっと不安な現代のお金の仕組みに、新たな風穴を開けようとしているのが、暗号資産(仮想通貨)と呼ばれる、新しいタイプのお金なんだ。
2009年、サトシ・ナカモトという、正体不明の人物(またはグループ)によって、ビットコインという仮想通貨の元となる、ブロックチェーンという技術が発明されました。
仮想通貨は、今までの通貨と何が違うんだろう?
一番大きな違いは、国が管理していないってことなんだ。
今までの通貨は、必ずどこかの国の中央銀行が発行・管理していました。
暗号資産については別のブログ記事で詳細を解説していきます!
イーサリアムって何がすごいの?メリット・デメリットと未来を簡単解説!
1.イーサリアムのメリット:社会を変える力 イーサリアムが注目される理由は、その柔軟性と多機能性にあります。他のブロックチェーンや暗号通貨では実現できない以下のようなメリットがイーサリアムの強みです。 1-1.スマートコントラクトで手間が減る! スマートコントラクトは、「条件を満たしたら自動で動く契約」のようなものです。人が手作業でやっていたことをプログラムが代わりにやってくれます。 例えばこんな場面で便利! 1-2.アプリが中央管理者なしで動く! イーサリアムは、「分散型アプリケーション(dApps)」 ...
未来を変える技術、イーサリアム!初心者向けにわかりやすく解説
1.イーサリアムが生まれた背景 イーサリアムが生まれたのは、「ビットコインではできないことを実現したい」という思いがあったからです。その理由を、分かりやすい例え話を交えながら解説します。 1-1.ビットコインの限界:シンプルだけど応用が難しい ビットコインは、あたかも「電卓」のようなものです。電卓は計算が得意ですが、それ以外の機能はありません。ビットコインも同じで、「お金を送る」「取引記録を残す」という用途には便利ですが、それ以外のことはできませんでした。 1-2.どんな問題を解決しようとしたのか? (1 ...
【後編】ソラナ(SOL)の未来を探る:メリット・リスク・競争と将来性
前半の振り返り これまでの記事では、ソラナ(SOL)の基本情報や仕組みについてお話ししました。ソラナは、従来のブロックチェーンが抱える「遅い」「高い」「使いにくい」という課題を解決するために生まれました。 特に注目すべきは、ソラナ独自のProof of History(PoH)という技術です。この仕組みによって、取引にタイムスタンプをつけることで効率的に処理を進め、圧倒的なスピードと低コストを実現しました。また、TurbineやSealevelなどの技術を組み合わせ、ネットワーク全体の処理をスムーズにして ...
【前半】初心者でも分かるソラナ(SOL)の基本と将来性!
1.ソラナが生まれた背景 ソラナ(Solana)は、2017年にアナトリー・ヤコヴェンコ氏によって考案されたブロックチェーン・プラットフォームです。目的は、ブロックチェーンの分散性を保ちながらも、処理速度や手数料を犠牲にしない仕組みを作ることでした。 プラットフォーム内で利用される暗号資産がSOLと呼ばれ、ブロックチェーンの名前と通貨名を合わせて「ソラナ」と言われることが多いです。 1-1. ブロックチェーンの課題 最初のブロックチェーンであるビットコインや、その次に登場したイーサリアムは、次のような課題 ...
【後半】ビットコインのメリット・デメリットと将来性を徹底解説!
前半の振り返り この記事の前半では、ビットコインが生まれた背景や仕組みについて詳しく説明しました。ビットコインは、中央管理者がいないお金として、ブロックチェーン技術とマイニングの仕組みで安全性を保ちながら運用されています。 後半では、ビットコインのメリットとデメリット、そしてその将来性について深掘りしていきます。 1. ビットコインのメリット ビットコインが注目される理由には、以下のような利点があります。 (1) 中央管理者が不要な自由なお金 ビットコインは、政府や銀行といった中央管理者を必要としない「分 ...
サトシ・ナカモトは、「もう国にお金の管理を任せておけない!」「自分たちで、もっと民主的で、安全な お金を作ろう!」 そう考えたのかもしれないですね。
仮想通貨、特にビットコインを一番恐れているのは、もしかしたら「国」かもしれない。
なんでかって言うと、通貨っていうのは、国にとって一番のビジネスだからなんです。
王様のコインの所で説明した貨幣発行益は、現代の国にとっても、 巨大な収入源になってます。
みんなが国の通貨を使わなくなって、仮想通貨ばっかり使うようになったら、国は貨幣発行益を得られなくなります。
それに、仮想通貨は国が管理できないから、国の金融政策とか、経済管理 ができなくなってしまうかもしれない。
だから、中国は仮想通貨取引を禁止しているんだ。
中国では、中国政府が管理する人民元だけを使ってほしい、って考えているんですね。
一方、アメリカなんかは、仮想通貨を禁止するのではなく、準備金として用意しようしています。
仮想通貨が、国の通貨ビジネスを脅かす存在になるのを、警戒しているんだね。
そして今、世界的に有名なSNSと、誰でも作れる暗号通貨が、とんでもなく相性が良いってことが分かってます。
まとめ:お金の歴史から学んだこと - 永遠に最強の国はない?
物々交換から始まって、物品貨幣、金属貨幣、紙幣、そして仮想通貨へ…
お金の形は、時代とともに、大きく変化してきてます。
一番大切なことは、「どんな最強の国も、永遠ではない」ってことだと思うんだ。
お金の歴史を振り返ると、どんな最強の国も、いつかは変わってしまうことがわかります。
お金の歴史には、価値が下がる原因がいくつかありました。
- お金の作りすぎ(お金の価値が下がるインフレ)
- 戦争によってお金を使い過ぎる(財政悪化)
- ライバル国の出現(戦いに巻き込まれる)
- テクノロジーの発展(新しい時代に対応できなくなる)
今の世界は、ちょっと危ない状況かもしれません。
- 1971年から金との交換をやめたドルが、たくさん刷られ続けています。
→ 【お金を作りすぎ?】 - ロシア・ウクライナの戦争が起きています。
→ 【戦争によってお金を使い過ぎる?】 - アメリカのライバルとなる中国が力をつけてきています。
→ 【ライバル国の出現?】 - 仮想通貨という新しいテクノロジーが登場しました。
→ 【テクノロジーの発展?】
未来を生きる僕たちへ - 投資という名の羅針盤
こんな時代だからこそ、僕たちは「どのお金も、絶対不変ではない」ということを、しっかりと理解しておく必要があります。
過去の歴史は、未来を映す鏡。
お金の歴史を学んだ僕たちは、これからどうすればいいんだろう?
そこで大切になってくるのが、投資とは、「どのお金も絶対不変のものではない」ということを理解した上で、それぞれのリスクとメリットを考えながら、色々なものに分けてお金を持っておくことです。
【資産の分散例】
- 色々な国の通貨:円、ドル、ユーロ、人民元など
- 株式、債券:会社や国にお金を貸して応援する
- 金、高級時計:価値が下がりにくいもの
- 仮想通貨:未来のお金に期待する
これから先の時代がどうなるか、しっかり見極めて、自分の生活が危なくならない範囲で、少しずつ色々なものに投資していくことが大切です。